涙
2009 / 02 / 02 ( Mon ) 忘れられない彼女の涙・・・
それは家の家族が拾ってきた一匹のメスのクロネコ。 クロネコだけに名前は「シロ」。 自販機の前で寒さに震える、やせ細ったクロネコに手を差し伸べると コートの裾からスルッと懐に飛び込んできたそうです。 今にも死にそうな程、弱りきった様子の彼女に なんとか元気をだしてもらおうとその日の夕食のメインだった マグロの刺身をあげました。 すると彼女は「ウニャウ、ウニャウ、ウニャウ!」と 涙を流しながら…何度も何度もウニャウニャ首を振りながら 「おいしい、おいしい、おいしい!」と言っているように 涙を流すのです。初めて見ただけに驚きました。 腹ペコだったところに、今まで食べたことのないご馳走を 食べての本能の反応だったのでしょう。 もう十数年前の光景ですが、ふとしたきっかけで鮮明に思い出します。 美味しいものを食べた時?いえいえ・・・ マグロの刺身を食べる黒猫を見たとき?イエイエ・・・ じゃーどんなときに思い出す? それは、自分が三食あたり前のようにご飯を食べている時です。 いつか食糧に困る時代が来るやもしれません。 改めて感謝の意を込めなおして米粒にごめんなさい・・・ 肩肘ついて食べる食卓にごめんなさい・・・ シロちゃん!天国で元気にしてますか? マグロを食べるときは必ずアナタを思い出す♪ スポンサーサイト
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